何故?大手サロン・クリニックのHPに詳しい料金掲載がないのか?
脱毛を検討している方なら、一度は「料金が分かりづらいな…」と感じたことがあるのではないでしょうか?
特に大手サロンやクリニックの公式HPを見ると、「◯回コース」「初回体験◯円」といった情報は書いてあるのに、総額や回数ごとの細かい料金表は載っていないケースが多く見受けられます。
なぜ彼らは料金を明確に出さないのでしょうか?
実はそこには、大手ならではのマーケティング戦略と、顧客心理を巧みに利用した「理由」が隠されています。
今回はそのカラクリを、脱毛業界に精通したプロの視点で解説していきます。
💡 理由①:料金を安く見せるための「入口価格」
大手サロンやクリニックがよく使うのが、いわゆる「入口価格戦略」です。
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「ヒゲ脱毛 初回 980円」
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「全身脱毛 月額 2,980円〜」
こうしたキャッチコピーはよく見かけますよね。
しかし実際に契約を検討すると、トータルでは数十万円かかることがほとんどです。
つまり、公式HPでは「一番安く見える部分だけ」を切り取って提示し、来店後に詳しい料金を説明するという流れを作っているのです。
💡 理由②:顧客を来店させるため
料金をあえてHPに載せない最大の理由は、「まずは来店してもらう」ためです。
なぜなら、来店してカウンセリングを受ければ、スタッフが顧客の悩みに寄り添いながら説明し、安心感を与えた上で契約へとつなげられるからです。
逆に言えば、HPにすべての料金を明記してしまうと、ユーザーが比較検討の段階で離脱してしまいます。
「他のサロンの方が安いからそっちにしよう」と判断されるリスクを避けるために、あえて料金を出さないのです。
💡 理由③:人によって金額が変わるから
脱毛は「誰でも同じ料金」でできるわけではありません。
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毛量や毛の太さ
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肌質や肌色
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希望する脱毛部位や組み合わせ
これらによって必要な回数や照射方法が変わるため、最終的な料金は人によって異なるのが実情です。
そのため「詳しい金額はカウンセリングで」と案内されるのは、必ずしも不誠実ではなく、実際に合理的な部分もあるのです。
💡 理由④:心理的に断りにくい状況を作る
大手サロンは契約率を上げるために「対面説明」に力を入れています。
これは、料金をHPに載せないことと密接に関わっています。
カウンセリングに足を運ぶと、
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丁寧なヒアリング
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肌チェック
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脱毛プランの提示
といった流れで「あなたに最適なプラン」を提案されます。
この時点で「せっかく時間を割いてもらったのだから契約しないと悪いかな…」という心理が働きやすくなるのです。
これも、HPに詳細な料金を出さない理由のひとつです。
💡 理由⑤:柔軟なプラン提示ができるようにするため
もうひとつの理由は「柔軟さ」です。
大手は顧客の幅が広く、学生から社会人、主婦、シニア層まで様々です。
そのため、画一的な料金表を出すよりも「相談に応じて柔軟にプランを提示する」形を取る方が契約につながりやすいのです。
つまり「あなた専用のプランを提案します」と言える余地を残しているのです。
⚖️ 消費者が注意すべきポイント
こうした理由を知っておけば、実際にサロンやクリニックを選ぶ際に冷静に判断できます。
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HPに詳細な料金が載っていなくても「怪しい」と決めつける必要はない
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ただし「来店後に予想以上に高額だった」という事態は起こり得る
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大手では「月額制」「分割払い」が強調されやすいが、トータルコストを必ず確認することが重要
特に「◯回で総額いくらになるのか?」を必ず質問することが大切です。
🔍 個人サロンとの違い
一方、個人経営のサロンは公式HPやSNSに料金を明確に掲載していることが多いです。
これは「信頼性」を高めるためでもあり、また大手のように広告宣伝に巨額をかけられないため、透明性を打ち出すことで集客しているのです。
実際に「料金がわかりやすいから個人サロンを選んだ」という声も少なくありません。
✅ まとめ
大手サロンやクリニックが公式HPに詳細な料金を載せない理由は、
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入口価格を強調して安く見せたい
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来店を促して契約率を上げたい
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個々の状態によって料金が変わるから
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対面説明で心理的に契約へ導きたい
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柔軟にプラン提示できる余地を残すため
という戦略に基づいています。
つまり「料金が不透明だから怪しい」とは一概に言えません。
重要なのは、実際にカウンセリングに行った際に 総額を必ず確認し、自分に合ったプランかどうかを冷静に判断すること です。
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